2013/11/14

グリゼット的な本の紹介 Vol.3

何年前だろう。
厳しくて、でも茶目っ気たっぷりでお話上手
第一印象は確かそんな感じだったと思う。。

知人を介して紹介いただいた松田政男氏には
その後何度もお酒をご馳走になっては酒場の会話と言うより
むしろ無知な私に多岐に渡りレクチャーしていただいた
…と言っても過言ではないのです。

そんな松田政男氏の1970年代に大議論を巻き起こし
時代を切り裂いた『風景の死滅』が復刊です!!

ぜひ書店で手に取ってください。
40年の時を超えて、今なお心身に突き刺すこの思考に
感応が止まらない。

風景の死滅 増補新版松田政男著(航思社

上映&トークイベントは必見ですよ!

風景=国家を撃て!

永山則夫、フランツ・ファノン、
チェ・ゲバラ、国際義勇軍、赤軍派、
『東京战争戦後秘話』、若松孝二、
大杉栄……
何処にでもある場所としての〈風景〉、
あらゆる細部に遍在する権力装置としての

〈風景〉にいかに抗い、それを超えうるか。
21世紀における革命/蜂起論を予見した

「風景論」が、40年の時を超えて
今甦る――
死滅せざる国家と資本との終わりなき

闘いのために。




<刊行記念>
上映『略称連続射殺魔』(ブルーレイ上映) +TALKSHOW

『風景=国家を撃て!風景論の新たな地平に向けて』   
松田政男(評論家)×足立正生(映画監督)×平沢剛(映画研究者)

11月23日(土)|ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)

◎イベント詳細は→http://www.superedition.co.jp/blog/2013/10/post-207.html